RIER by Andreas Steiner            #RIER京都

 

 

#カセイフの皆様、こんばんは。ご無沙汰しておりますホペです。

10月も残り僅か、秋も深まりすっかり寒くなってきましたね。

先日ちょっと遅い夏休みを頂戴して九州に強襲。九州のばってんうまかとう食べ物を目的…

とせず、ガッチリ否、ガチムチサウナの旅へ。

 

佐賀・御船山楽園ホテル らかんの湯。さすがの3年連続サウナシュランの称号を得た、九州王者。。。

全くの死角なし。一筋の細い光のみドス暗いサウナ室は面堂終太郎であれば発狂したであろう、静寂のサ室。

ロッキーサウナいや、ロッキーマウンテンと言える積み上げられたサウナストーンに、佐賀嬉野産のほうじ茶をロウリュウ用に加工した特注ほうじ茶ロウリュウを茶室のごとく、じゅっじゅ〜っと掛ける。

立ち上る蒸気と香ばしい香りに上々気分。しっかりと蒸され、向かうはアロマ水の水風呂。これがキリッと冷えたビールのように冷たい。そして贅沢にも自然と共存した露天にて、昇天。パッパラパラパパッパッパーと日曜日の夕暮れ時でもないのに、頭の中に座布団が積み上がる感覚。いや、積み上がった座布団をスッと山田くんが持ってっちゃう感覚かな。

更に薪で火入れするダンプカーのような巨大サウナも。汲みでた水をそのストーブにぶっかけるワイルドロウリュウ。

 

休憩室もとにかく洗練されていて。焚き火を囲いながらデトックスウォーターを片手に塩プリンを頬張る様は昭和の風呂上がりのOL心地。

細部いや毛際血管の域まで行き届いたサウナ、天然の要害があり、至れり尽くせり。

完璧なTiDYを味わった、らかんの湯から、目指すは熊本・西の聖地 湯らっくすへ。

 

MADMAXなる水風呂装置が有名なのですが、圧巻なのは熱波師のタレント力。

 

鎮座するは早乙女玄馬ならぬタオルを頭で巻いた恰幅のよい丸メガネサウナーや歴戦のツワモノと見受けられる屈強なサウナーおじさん達。彼らと対峙する熱波師のヒリヒリとした空気漂うサウナ室。

超高校級の熱波師の美技の連続。。。おじさんサウナーの送る拍手たるや、ストリップ劇場のようななんとも不思議な空気感。いやー熱波師の大阪桐蔭高校?と思えるほど毎時間いろんな熱波師がスゴ技を駆使していて、宇野昌磨系のクリムゾンイーグル、回転技のしなやか熱波師から、ゴリラ井上さんの地獄のような丸くないサディスティックなアウフグース、さらには高橋名人のごとく連打熱波まで。なんという豊富なタレント力。

メンズ・美技熱波を受け、 Everythingなつつみ込みように、  Misia熱波を受け昇天。

 

かの文豪ヘミングウェイは言いました。

我がモヒートはボデギータで、我がダイキリはフロリディータで、と。

 

我が外気浴はらかんの湯で、我がアウフグースは湯らっくすで、と。

とどのつまりはととのいましたってことで、長い前置きはおいといて本題へー

 

キマシタ、”RIER”。

 

 

2018年フランスにて設立された “RIER”(リア)

デザイナー アンドレアス・ステイナーはアルプス東部、オーストリアとイタリアの間にある南チロル地方出身。

 

「TYROLEAN PUNK」をコンセプトにチロル地方の伝統、工芸、自然、ライフスタイルの美学を踏襲しつつ、その既成概念へのリアクションをコレクションで提案しています。

 

伝統的な手法をモダナイズドしたコレクションのバランスがどれもよくって。キテます、ハイ。

 

まずはこのパイピングベスト

 

素材にはイタリアのMoessmer社の素材を使用しています。

1894年創業のイタリアの老舗名門紡毛メーカー。

縮絨されたウールはふわっと柔らかくもフリースのような表情が特徴的。

上品な素材感がアウトドアのそれとは圧倒的に違う雰囲気です。

 

オフホワイトにブラウンのパイピングがビシッと効いていますますね。

 

 

 

 

前たては比翼なので、よりクラシックな雰囲気に。

ネックも詰まりすぎず、身幅も程よいバランスは普遍的なデザインと言えるのではないでしょうか。

 

グレーはブラックのパイピングで。

 

シンプルだけど匂いのある、素材感やデザインはインポートならではの雰囲気。

 

 

SHIRT: EDWARD CUMING

PANTS: DRIES VAN NOTEN

 

 

COAT: CAMIEL FORTGENS

 

JACKET: O project

 

比翼型はインでんレイヤリングにも使い勝手よしです。

パイピングもしっかりと生きてきます。

 

CARDIGAN: KHOKI

 

個人的には今シーズンlloommで豊富に展開している、珠玉のパンチニットたちと合わせたい。

 

 

こちらはジップブルゾンタイプ。

 

生地感がふわふわととっても柔らかく、ホント上質。

 

シンプルだけど、めちゃくちゃ品あるじゃない。

ゆえに、長く付き合っていけるアウターではないでしょうか。

 

ジップはriri社。高級感に一躍。

 

贅沢〜にベストとのレイヤードもクールです。

 

そして、アイコニックかつこのブランドコンセプトを地で言ってるアイテムが、、、

 

チロリアン刺繍のアウターではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

チロリアン刺繍をふんだんに施した、ウール。

そして、インサイドアウトしたようなギミックはチロリアンパンクを体現したアイテムでしょう。

 

インパクト抜群のアウターはこの冬の主役候補に是非。

 

間違いなく、スタイリングをととのえてくれるキーアイテムとなってれるはずです。

 

是非お試しくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.10.27

minamiminami