こんばんは。
今日は生憎の天気でしたね。
つい先日大阪のclub+cafe NOONでPHINGERIN主催のイベント、”Mini-Fest”に参戦して参りました。
一言で言えば、音を浴びる。
C.EのキュレーターのToby氏や、バンクーバーの重要DJ Hashman Deejay、大阪からSynth Sistersと多彩なアクト。
バキバキの音を兎に角、浴びに浴びた夜でした。
そんな本日ですが、こんな鬱陶しい雨の日の気分をアゲてくれる、コートをご紹介させて頂きます。
シャアーっと斜めに迸る、彗星のような赤いライン。
お馴染み PHINGERINのアイコン。
PHINGERINディレクター小林資幸氏は電気会社に就職後、洋服のデザイナーの道を諦めきれず上京し文化服装学院に入学。卒業後、デザイナーへの夢、夢を見る洋服から着想し、イタリアの高級シャツ生地のDEADSTOCKを大量に仕入れ、パジャマを製作。その数500着だったとか。。。(ちなみに私もファーストパジャマを最初に購入しましたが今尚パジャマとして活躍中)
そのパジャマを1年間手売りで売り歩くという、特異なアプローチからブランドキャリアはスタート。
今尚、ブランドのアイコンと言えるパジャマシリーズ。
そして、加えてここ最近力を入れている、レイニーウエア。
それが、今回ご紹介する” SHED RUN JACKET “です。
カラー展開もたくさんありますが、lloommでオススメするのは燃えるような赤備え。
そう、レイニーブルーではなく、レイニーレッドです。
PHINGERIN SHED RUN JACKET
48,000 yen + tax-
COLOR: RED
SIZE: S / M
素材は防水性バッチリの3レイヤーナイロン。
透水せず、ウインドストップ。しっかり防水防風性ある素材を採用しています。
また縫製の裏には、”FLAMMABLE”にテープで補強し、完璧なまでに防水を実現しています。
防水面への細部のこだわり、、、だけと思うことなかれ。
一見、普通のコーチジャケット?と思ってしまいますよね。
首元のストラップを留めたり。
ジップを開くとフード仕様に。
ここまではよくあるパターンですよね。
裾のジップを開けると、ロングレングスになる同生地が内蔵されています。
更に裾のスナップボタンを前身頃、後ろ身頃を止めることで、ツナギのような仕様に。
素材的にだけでなく、守備範囲でも完膚なきまで雨対策。
トランスフォームすることで、スタイリングにもアソビを持たせることができます。
自分なりにどう着るか?を楽しめる要素がいかにもPHINGERINらしいアイテムです。
実はこのアイテム昨年のAWまでは6万円オーバーしていたんです。
が、デザイナー小林氏が普段着用していて、これほど便利で使い勝手良いコートをもっと皆んなに着てもらいたい!
との思いから、コスト云々、相当頑張ってプライスダウンさせたとか。
作り手がかなりの自信を持ったコートだけに、本当に使い勝手良いです。
実際着て見ると、ポケットの角度とかポケットがセパレートになってたりとか、、、
もう着て生活することを重きを置いてるのが分かるこだわりようです。
赤備えの鎧かのような、インパクトある佇まい。
雨だけでなく、風をシャットしてくれるので寒くなる冬の陣に向けて、活躍間違いありません。
雨風しのぐ、と聞くとアウトドアのスペックをイメージするかもしれません。
しかし、PHINGERINが手がけるのはモダナイズドされたデザインであり、シルエットであり、雰囲気が全く違う、バランス感に飛んだジャケットに仕上がっています。
そうそうもう一つ、PHINGERINならではのディテールを忘れてました。
暑い時は背負えるディテール。
3レイヤーでハリ感はありますが薄手なので、インナーとしてコートオンコートでレイヤードも可能。
ウールなどのコートに、素材のコントラストでアソビを加えたいですね。
様々な形にトランスフォームするので、
単にレインコートというだけでなく長く愛用できるもの。
これからもどうぞよろしくね、と聞こえて来そうな取説も付属しています。
更にリバーシブルのように、インサイドアウトしても着用できます。
これはかなり上級者かもしれませんが、とことん洋服を見て着て楽しめるPHINGERINだからこそ。
長いシーズン活躍してくれる、ユーティリティーなプレイヤーであることは必須。
実際着て見てお試し頂きたい、PHINGERINのレコメンドコート。
是非お試しくださいませ。