こんばんは #カセイフのみなさま。
523汰しております、ホペで御座います。
京都の夏、KINCHOの夏まっさかり!
燃ゆるオリンピックも、五山送り火も終えようとも、京都の灼熱の夏はまだまだといったところでしょうか。
五山送り火は言わずもがな、京都夏の風物詩。。。
山に火をもって記された、”妙”・”法”・”船形”に”鳥居”、、、そして一番強いイメージでもある、”大”。
そんな大々的に記される”大”に今年は大きな意味があったとかなかったとか。
そうっ!
あの”大”はdaisukeの大だと。京都大学を出たデザイナーが立つのだと。
その名は “daisuketanabe”
“daisuketanabe”
この2024年 AWにデビューを飾る、デザイナーは1997年生まれ。
京都大学経済学部在学中にパタンナー養成学校に入学、卒業。
卒業後は京都のテキスタイルブランドHOSOOにてテキスタイルの開発とマーケティングに携わる。
2023年に独立し”daisuketanabe”をファッションブランド・デザイン事務所として立ち上げ、既製服と衣装の製作を始める。
自身が映画や小説、写真を元に創作したフィクションをベースに世界各地の伝統的な職人技術と、前衛的なテクノロジーをミックスしたコレクションを展開する。実験的とも言えるクリエイションはファッションという概念の軽やかさと、ものづくりの厳かさの両面を表現し、ハイエンドな素材と独創的なパターンを織り交ぜて体現する。
今回はがそのファーストコレクション。
ファーストコレクションを目の当たりにするというのは、縁がないとないことで。。。
知人のブランドエージョントから、「京大出のデザイナーがブランドスタートするんですが、興味ないですか?」とお声がけもらったんですが、ふーん。ぐらいの感じw
続けて送られてきたLOOKとかビジュアルにも、ふーん。な感じww
正直、かかりはほぼ興味なかったんです。京大生が何つくるかより、セントマとかアントワープ出の新人デザイナーが何つくるかの方が気になるでしょって。
たまたま東京出張のスケジュールとタイミングがあって、見るだけでも見てくださいってことで重たい足を運んで半目で覗きにいったんです。。。
で、次のコマは漫画ワンピースのドンッ!!を頭の中で付け加えてください。
ドンッ!!
このニットがねえ、メチャクチャよかったんです。
ヘビーで肉厚、京都発が納得のブラウニーカラーのバカシブ系ニット。
でもって、ファッションの方向性も匂わせるセーラーのジップデザイン。
ゴツゴツした存在感あるジップもマジマジみたらriri社だったり。
編み地で表現されるわかんにくいアシンメトリーなラインと、勝手ながら京都で培った感あるやんと。
それを東京で見たからよかったのか、ものがよかったのか、とにかくおっ!!と反応しちゃいましたね。
その他のコレクションも茶綿を織り交ぜたデニムに、ベンタイルのミリタリーデザインのオールインワンや、コート。
ひとつひとつどこかバランスが独特で、京大ワードの意味が妙にノってくるというか。
言い方悪いけど、ムッツリやなと。
京都で培ったものがコレクションにやんわり滲みでていて。
京都のショップでありながら京都ブランドを取り扱ってなかったlloommにとって、京都ご当地場産ブランドはコレじゃないかと。
そんな縁あって、ファーストコレクションからお取り扱いをさせて頂くことになりました。
ショート目のジャケットにワイドシルエットのデニム。
リプロデニムのようなデザインではないので、トライしてみたくなるデニム。
茶綿を混紡するデニムは、本来インディゴだとエイジングによって白っちゃけてアタリがでてくるのですが、茶綿独特のベージュっぽいアタリが出てくる。履けば履くほど味が出るリジットデニムですが、茶渋感はまた一味も二味も味変してきそうな違いが出るデニムに育ってくれるかと。
tanabe tanabeしなくても、lloommゆかりのアイテムとも相性いいんですよー。
しかしデビューほやほやの若干27歳が手がける若手のブランドなのに、この落ち着きよう。。。笑
まちがいなく ぢわる。
最後はー
ririチラ。で本ブログ今回はサヨナラ。
ってことで、”daisuketanabe”是非お見知りおきを。。。
ニュカマーブランドに新作たちも続々ゾクゾク入荷しております!!
それではまた気が向いたら、シレッと参上します。では。