“追憶のラガーフェルド”
こんばんは。ホペです。なんとなく、ですが久しぶりの投稿となりました。
すっかり秋深まり、涼しいを通り越す気候に、お洋服欲も深まるばかり。
紅葉までに更なる高揚感をと、秋冬のド本命をぼちぼちいこか。
かつてモード界の皇帝と呼ばれ、シャネル、フェンディを率いた 故・カール・ラガーフェルド氏。
彼は100kgあった体重を13ヶ月で42kgの減量に成功し、サングラスを掛けた安西先生からスッキリとした風貌に。
その理由は、当時ディオール・オムのデザイナー、エディ・スリマンのスーツが着たいがためのダイエットだったと。
そのエピソードが頭の中によぎったのは、半年くらい前去る4月のMidorikawaの展示会でのこと。
1ピース1ピース存在感ある、圧巻のコレクション群がずらっと並ぶMidorikawaのショールーム。
中でも一目に止まった、シャギーでファニーなジャケット。
あったかそうで、デザインも新鮮、着てみたい!と気になり、
恐る恐る袖を通してみると、、、
まんまるシロクマ。
クマみたいで可愛いですよね、の Midrorikawaスタッフの声に、んん?!Midorikawaのコレクションに可愛いってリアクションはあるのか???。
シャギーでファニーなコイツのポテンシャルを発揮させてない、言うなれば才をぶち壊してるのではないか。
そこで戒めも兼ねて、冬までに減量してコイツのポテンシャルを発揮させてやる!と燃える気持ちでパーソナルオーダーを。
着ぐるみよろしく、はち切れんばかりのジャケットの現実を脳裏に焼き付けて。
それからというもの、1日2リットルにも及ぶカテキン茶をがぶ飲み、エレベーターを使わず階段でアップダウン。
極め付けにナイシトールZを服用すること数ヶ月。ご飯食べるときはカロリミットも忘れずに。
これほど過酷な減量ツールがどれほどの効果があったのかは、ご想像にお任せ致します 笑
全てはMidorikawaのジャケットを着るために。
時は来た。いざ!Midorikawa!!
ほな、いこか
Midorikawa
MID21FW-JK09
132,000 yen (tax in)
Size: Free
Color: Ivory
ノーカラータイプのボアブルゾン。
圧倒的な存在感はオーガニックコットンで作られた迫力あるボア素材。
オーガニックコットンならではのしなやかで手触りの良いボアを使用。
6つあるポケットのデザインが印象的。裾のポケットはジップにより着脱可能。
オーガニックコットンの毛足のあるボアはもはやファー。
滑らかでとても手触り良い心地いい素材感です。
オーガニックコットンなので、毛足はあれど硬くなく柔らかいのも特徴。
白過ぎず、生成りでもない、雰囲気あるホワイトベア…じゃなくボア。
バックスタイル。
サイドにスナップのアジャスト付き。
フロントの着脱できるポケットはフラップ仕様。
ジップにくくり付けたリボンもMidorikawaらしいディテール。
ジッパーもしっかりLAMPO社のジッパーを贅沢に使用しています。
裏面もお馴染み、ドットのガーゼを。
ZIPのポケットを外すと、よりジャケット感ある佇まいに。
キリッとしたヘムのカッティングもクール。レイヤードしたようなドットのガーゼも覗きます。
Midorikawaらしい絶妙なフィッティング。
ややゆったりしていますが、大き過ぎずなシルエット美。
このVゾーンが、クルー、シャツ、タートルにパーカーと幅広いインナーとの合わせを楽しめる汎用性高いポイント。
少しボリュームを持たせたアーム。
ミドルゲージのニットなども難なくインサート。
バックスタイルはストレートラインでブルゾン丈。
インナーとの組み合わせで長短付けてレイヤードも楽しみたいところ。
KNIT: MARNI
PANTS: amachi.
同トーンですが、クセモノたちを集約したスタイル。
ダメージニットをインナーに退廃的な要素と、手振り刺繍のクラフト感あるパンツ・・・
こんな感じで着たい。
ブランドにカテゴライズされず、着たいイメージでスタイリングするってのもええじゃないか。
ファーからチラリ覗くダメージMARNIも粋ぢゃないか。
寒くなってきたら、STUDIO NICHOLSONのエコダウンマフラーをオンしたい。
もうひとスタイリング。
PARKA: DRIES VAN NOTEN
SHIRTS: Marvine Pontiak shirt makers
PANTS: DRIES VAN NOTEN
SHOES: Hender Scheme
BAG: Hender Scheme
ロングパーカーとレイヤードして。
白ファーの包容力。合わせる色も選ばず。
ノーカラーの包容力も例にて。
SHIRTS: MARNI
PARKA: Midorikawa
TURTLE NECK KNIT: DRIES VAN NOTEN
ノーカラー
ノープレブレム
インナーをどう合わすか。ってのも楽しめます。
ヘビーローテーションになるアウターだからこそインナーで雰囲気を変えれることもポイントですね。
SHIRTS: DRIES VAN NOTEN
個人的にはドリスのスカーフシャツと合わせてニンマリ。
パキッとダークカラーで緩急つけたスタイリングもオススメ。
さあ、冬が待ち遠しい。
そんな気分を高ぶらせてくれるシロクマジャケット。
特報マル秘報告。
トクホ効果あり。若干 笑
カール・ラガーフェルドまで遠く及びませんが、、、
E服着てE気分で気持ちE冬を過ごしましょう。
それではたくさんのナイコレとともにご来店をお待ちしております。