POLYPLOID HALF SLEEVE SHIRT “C”

 

こんばんは。突然ですが”ライスカレー”。

こう聞くと、夙川アトムよろしくのカイギョー用語っぽいと言うか 笑

70’s中期のちょいと昔の本を読んでいたら、当時は普通にライスカレーと表していて。

確かにライスの上にカレーでライスカレー。当然の表現である。

当時はライスカレーとは他にいわゆる欧風カレー、ライスとカレーをセパレートしたメニューをカレーライスと呼んでいたとか。

これがいつの間にかカレーライスに呼称されることこそ、カイギョー用語が一般化した前例。

かなりどうでもいいところから強引に本題へ参りましょう!

 

そんなライスカレー欲沸き立つ少し汗ばむ今日この頃の気候。

そろそろ夏支度へと掛かりたいですね。

 

そこで本日のご紹介は夏スタイルには欠かせない、レコメンド半袖シャツを。

 

 

 

久方ぶりの登場でしょうか、”POLYPLOID”

 

POLYPLOIDデザイナー、Isolde Auguste Richky(イゾルデ・オーギュスト・リッチリー)はドイツやヨーロッパのファッションブランドでデザイナー・パタンナーとして10年以上のキャリアを経てブランド立ち上げに至りました。

化学用語で「多倍数体」を意味する”POLYPLOID”をブランド名に冠し、「事実はない。あるのは解釈だ。」をコンセプトに、アウトラインを固定したひとつのアイテムを3種類の異なる素材と色で展開することで、プロダクトに奥行きや広がりをもたらす実験的アプローチを試みている。

展開する全てのアイテムを、クラシックスタイルを3つのカテゴリー(A、B、C)で展開。それらカテゴライズされたアイテムの内、Aはテーラードの仮縫い(トワル)から着想を得た、生成りのみの1色のみで制作。そして、BとCはAの基礎を新たなコンセプトや感覚に転換させる、まったくニュアンスの異なる布地が選定される。カラーバリエーションは、Bでは2色、Cでは3色となる。

パターンナー出身ならではの発想で展開する礎はやはりパターンであると納得させられます。

生産はドイツと日本で行っており、ヨーロッパのマテリアルはドイツで縫製され、日本のマテリアルは日本で作られる。それぞれの特色もまた新たな広狩りとしてアプローチに。

 

この度ご紹介するのは、新作デザインのシャツ。

 

 

 

 

 

POLYPLOID

HALF SLEEVE SHIRT “C”

 

28,000 yen + tax-

 

FABLIC: COTTON 100%

 

COLOR: WHITE / ICE BLUE / BLACK

 

SIZE: 2 / 3 / 4 

 

ブランドからLOOKなど発表ないところからも、パタンナーが手掛けるプロダクトブランドとしてのアイデンティーティーが伺えます。

 

一つ一つのアイテムのプロダクトを向き合って作り上げる。それは今の気分も反映しつつも、流行り廃らないようなゆっくりとした空気感を持ったプロダクトアイテムたち。

 

今回リリースされたシャツたちも、ワンギミック効いたデザインながらサラッと取り入れやすいシャツであること。

 

 

パリパリっとハリコシあるタイプライターコットンも絶妙なパターンを表現するのに一躍。

清涼感ある素材と、プラスワンデザインで幅広いスタイリングを楽しめそうな、そんなシャツ。

 

 

 

 

 

平面で置くと、ペタッと。

これは袖を通し、立体感を出すことで一気に雰囲気も変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラシカルな衿型に、包みボタン。

コートのディテールとしてお馴染みの背フラシを前身頃にも。

グルッとフラシが立体的な構造に、ボディーがティアード仕様になるギミックの効いたデザインシャツ。

 

グレイッシュな少しくすんだアイスブルーというか、曇ったような絶妙なICE BLUE。

 

 

そしてクリアなホワイトとシックなブラック・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色それぞれの個性があって、3色どれもよいのでしっかりと3色展開。

選びきれず 笑

 

スタイリング例もご参考に。

 

PANTS: DRIES VAN NOTEN

 

 

HAT: DRIES VAN NOTEN

PARKA: CAMIEL FORTGENS

 

PANTS: Midorikawa

SNEAKER: MARNI

 

 

PANTS: MARNI

SANDAL: HenderScheme

 

オールホワイト、オールブラックなんてスタイリングも◎

 

CUT&SEW: O project

 

ロングレングスの色物カットソーで、レイヤード。

 

LOBE: DRIES VAN NOTEN

 

気候は暑くなってきたとはいえ、まだ羽織は手放せない気候。

インでもいい存在感を出してくれます。

 

 

プロダクトブランドとしての佇まいは、スタイリングに着色をしすぎず、絶妙な存在感に。

 

 

 

夏スタイルの主役候補に是非。

2020.05.23

minamiminami